| ●幼少期 15歳の母親ダイアンDiane Wuornosは出産の時すでに離婚していた。父親レオ・ピットマンLeo
Dale Pittmanは精神に障害があり、少女に対する猥褻行為で入退所を繰り返していた(69年に刑務所内で首を吊って自殺)。
母親がアル中になって育児を放棄した後、兄Keithと一緒に祖父母に預けられたが、祖父は激しい暴力を振るった。ベルトのバックルで殴られたことを始め、ライターのオイルをかけ火をつけるという虐待があった。
兄と近親相関関係になる。
1971年3月、14歳で男子を出産している。
●家出後
祖母の病死、高校中退などを経て、ヒッチハイクをしながら売春で生計を立てるようになる。
1974年 酒に酔って車から銃を乱射して逮捕。
76年、20才の時、のヨットクラブを経営する富豪Lewis Fell(69才)とヒッチハイクで知り合い結婚、バーで暴力事件を起こすなど粗暴な性格がFellに露見し、4週間で離婚した(1976)。
77年 21歳の兄が咽頭ガンで死亡。一万ドルの保険金を手にする。
フロリダに移り売春で暮らす。
81年5月 ボーイフレンドと別れたため酒に酔ったまま下着でコンビニ強盗。3年の実刑判決を受け、1年半服役。
84年 マイアミで偽造小切手を使って逮捕。
86年 ティリア・ムーアTyria Moore(24)という女性と知り合い、同性愛関係になる。売春を続けたが、30をすぎて客が少なくなったためティリアと強盗を繰り返すようになる。自動車窃盗、公務執行妨害、偽証、武器の不法所持で逮捕されたことがある。ティリアとの関係は、「男嫌いのレズビアン」という一般的イメージとは違って、精神的信頼関係を基軸とするものだった。信頼を置ける人間が一人としておらず、すさんだ生活を送ってきたためにティリアの存在は非常に大きいものだった。
この時期の警察の記録によれば、「自分が法を凌ぐ存在であるという誇大妄想が見られる」とされており、反社会性人格障害(APD)が相当進行していたと見られる。
●殺人
89年12月13日、小さな電気修理店を経営する電気技師Richard
Mallory(51)がカーペットにくるまれた腐乱死体となって発見。失踪から13日経過、22口径の銃創が3箇所。被害者の私生活が乱れたものであったこともあり捜査は難航、当初はChastityというストリッパーが犯人と考えられ逮捕された。
91年6月、森の中で(Citrus County, Florida,
about 40 miles north of Tampa)で重機運転手David Spears(43)の全裸死体が発見。22口径の銃創が6箇所あった。死体のそばに使用済みのコンドーム。
91年6月6日、Charles Carskaddon(40歳)が9発撃たれた全裸死体で発見。腐敗が進んでいたため、当初は身元の確定ができなかった。
91年7月4日、二人は盗難車で事故を起こしたところを複数の人に目撃される。車が動かなくなっていたため、地元の消防士が声をかけると口汚い言葉を吐き捨て歩いて立ち去ったという。現場を捜査した保安官によれば、車内には多数の血痕があり、前後のガラスが粉々に割れ、ナンバープレートが外されていた。車は6月7日に失踪したPeter
Siems(65)の所有だった。目撃証言をもとに似顔絵が作られた。
91年7月30日、ソーセージの配達ドライバーTroy
Burress(50)が勤務中に失踪、5日後に腐乱死体で発見。頭と心臓を22口径で撃たれていた。
91年9月12日、虐待児童の保護を行う公務員Dick
Humphreys(56)の死体が発見。22口径で7発撃たれていた。彼の車は9月の末に別の場所で乗り捨てられていた。元警官。
91年11月19日、トラック運転手Walter Gino Antonio(60)の死体が発見。着衣に乱れがあり、22口径で4発撃たれていた。彼の車は5日後に別の場所で乗り捨てられていた。警察は7月4日に盗難車で事故を起こした二人が怪しいと考え、マスコミに情報を開示して公開捜査に乗り出した。
被害者Richard Malloryから奪った金品を質入れしていた店から足が着いた。質屋で記録されていた指紋がPeter
Siemsの車に残されていた指紋と一致。
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