セックス殺人の場合、動機が不明なものが激増している
the number of "murders classified as
'unknown motives' has risen dramatically."
(Ressler, Burgess, and Douglas in Sexual
Homicide: Patterns and Motives
人間の場合、性欲と攻撃の中枢が近接していることは、暴力に性衝動が絡みやすいことをある程度説明できるかもしれない。
マスターベーションは通常、犯人の性的妄想が最大になる殺害直後に行われることが多い。殺害も死体切断も歪んだ性的妄想を、犠牲者を完全な支配下におくことで満たそうとするものだが、通常、十分な満足が得られるとは限らない。
"ボストン絞殺魔(Boston
Strangler)"として有名なアルバード・デサルボは性欲が異常に強く、一日に5回の射精が必要だった。
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William Heirensの両親は狂信的なカトリック信者で、子供の頃、セックスをすると病気になると信じさせられた。
Ed Geinの場合も同じで、性=悪という図式がやがて激しい悪魔崇拝妄想となって育っていった。
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William
Heirens
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連続猟奇殺人犯は、自分から女性的または同性愛的性質を排除したいという欲求を持っている
Richard Tithecott Of
Men and Monsters: Jeffrey Dahmer and the Construction of the Serial
Killer,
性的な猟奇殺人犯は、男性としての自己同一性に疑問を持っているという仮説がある。共犯のトゥーレと同性愛関係にあったルーカスは女性への激しい憎しみをあらわにしている。
女は存在する必要がない。だから見つければ全て殺す。いいことをしたってわけさ。
Henry
Lee Lucas, "I was death on women. I didn't feel they need
to exist. I hated them, and I wanted to destroy every one I could
find. I was doing a good job of it."
最も多いのが性的な征服を手段として被害者を完全に支配することで満足を得る形態だ。性的サディズムとは、相手の苦痛によって性的快楽を感じる性格のことで、テッド・バンディやダーマーが典型だろう。
また、犠牲者の死体を切断して食べることで犠牲者との一体感・満足感を感じる犯罪者もいる。アルバート・フィッシュは犠牲者となった少女の遺体をシチューにして食べていた。佐川一政は「彼女を完全に自分のものにしたかった。体を食べれば永遠に自分のものになる」と述べている。
ただ、カニバリズム(人肉食)の歴史は古く、古代には多くの民族が、偉大な人物が死んだ際、遺体を皆で分割して食べ、個人を偲び、偉大さを獲得しようとした。
そして、大抵の場合、性倒錯は複数が結合していることが多い。昭和11年の安部定事件はサディストの女性とマゾの男性の間に起きた。
阿部は性交中に男性の首をしめることに快感を覚えるようになったが、誤って男性を絞殺。殺害後、安部は男性の性器を切り取り大事に紙に包んで帯の間に入れていた。これはサディズム・ネクロサディズム・フェティシズムが結合したものだった。
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